Vol.88  2006年 2月

  一月は行く、二月は逃げる、といいますが、ほんとにそのとおり、あっという間に、二月も終わろうとしています。 ニュースレターもさぼってしまいました。

 今年も、年度末に近づき、卒業式シーズンですね。今日(2/25)に、浅木小学校の「六年生を送る会」が
ありました。今回は、四年生の歌唱指導をすることになって、深く関わったので、私としては感慨もひとしでした。

  「ごんぎつね」の音楽劇だったのですが、歌の部分の指導をさせていただきました。ピアノの生徒さん以外の子どもさんと接することは少ないので、どんな感じかなと、心配しましたが、とても元気に歌う子どもたちで、スポンジのように吸収するので、やりがいがありました。朗読と、劇と、合唱の組み合わせでした。ミュージカル的な要素もあり、ストレートプレイの部分もあり、わかりやすくて、音楽が効果的でした。日頃、音楽中心の活動が多いので、自分にとっても刺激的でした。また、上の子がいる関係で、五年生の合奏と合唱のお手伝いもしました。
  「ルパン三世」と「僕の気持ち」です。ルパンは、教室のアンサンブルでも中学生にさせたり、自分もライブでやったりしています。ので、難しいのでは....と思いました。実際、合わせてもなかなかまとまらずバラバラで、本当に心配しましたが、本番3日前くらいに、急に合うようになりました。合唱も、なかなか難しく、かなりパート練習を積み重ね、苦労しました。で、本番が一番よかったのではないかと思います。担当の先生が一生懸命で、その姿を見ると、親として本当にうれしかったです。

 3/1には、小倉のカサブランカでピアノの大御所 森山先生と、ピアノデュオをしました。今回は、あまりリハーサルが出来なかったのですが、相変わらず スリリングで楽しく演奏することができました。今年は、先生と、ホールでコンサートしたいと思っています。
 そして、3/4に、熊本で日本音楽教育学会の九州例会がありました。私も久しぶりに発表しました。演奏とはまた違う準備がいるので、大変でしたが、いろいろと諸先生方から感想を言っていただき意義のある日になりました。

  3月は、卒業シーズン、中学校の先生をしている友人は、「卒業式の歌の仕上げをしている。生徒達の歌っている姿を見ると、幸せになる。」と言っていました。ほんとに、そうですね。歌っていいなーと思う ころごろです。    
                                                奥野かおり