Vol.71 2004年 12月 

 秋は、忙しくて、ニューレターをすっかりさぼってしまいました。もう、12月!なんて、早いのでしょう。
11月は、まず、英国王立音楽検定がありました。2年ぶりに秋に引き受けたのですが、なじみの楽器店と、
受験者の方々にお会いして、懐かしかったです。 グレードは8が最も難しく、その先は、ディプロマといってプロの資格のようなものです。そのグレード8を受けた先生がいらっしゃいました。通訳する私も、緊張しましたが、無事に終わりました。いくつになっても、勉強し続ける方々の姿を見ると、ほんとうにすがすがしい気持ちでいっぱいになりました。すみれ音楽教室でも、鹿村千華さん、内田萌音さんが受験しました。

 11月3日に、私の父、奥野正男が「毎日出版文化賞」をいただきました。
その授賞式が東京の赤坂プリンスホテルであり、同行してきました。このような式に出席するのは、はじめてで、とても新鮮でした。各部門の受賞者どの方にも、これまでの努力とか長い道のり難じさせる、熱い思いや喜びがほとばしっていて、聴いている私たちも、熱い気持ちになりました。私は、文を書く仕事ではないので、その大変さは、わかりませんが、コツコツと積み上げてきたものだと、思われました。

12月3日に、北九州市の尾倉公民館で、『子育て・親育ち講座』 心を育む“音楽”に魅せられて、という講座をしました。3歳以下のお子さんと、お母さん対象の、お話コンサートです。ずいぶん前に、グリーンコープの子育てサークルで同じようなコンサートをやりましたが、久しぶりだったので、子どもたちの様子については忘れていたことも多く、とてもびっくりしました。たとえば、まだ、日本語が通じにくいとか...、とても素朴な童謡が好きとか...。我が子が小学生ですっかりミーハーなので、アニメソングとかジブリとかの曲ばかり考えてしまいます。でも、途中でそれに気づき、「むすんでひらいて」や、「パンダ うさぎ コアラ」で楽しく終わりました。なんか、わーわーやっているうちに終わってしまいましたが、楽しかったです。もちろん真剣なピアノ演奏も聴いてもらいましたよ。ミッシェルカミロのプラボセとか!。

                                            奥野かおり

   

          畑のコスモス                         自家製 バジル

  

        秋のバラはいろがきれい