Vol.70 2004年 10月

 コンサートが終わり、へとへとになって ちよっと気を抜いていたら 10月も後半です。
実は今年学童保育クラブの役員をしていて、しかも、会計!です。いちばん苦手な分野です。その中間決算のようなことがあり、プレッシャーがかかっていました。9月後半から10月前半がそんなこんなで過ぎて、今月も終わろうとしています。

 23日に、大学院時代の友人、ソプラノ歌手の佐伯洋子さんの依頼で、熊本まで演奏に行ってきました。学会の発表です。 曲はどれも新曲で、作詩 北原白秋 作曲 杜 かなて による曲でした。これが、とても難曲で、8月から練習にかかりましたが、なかなかスムーズに弾けるようになりませんでした。もう、これは、無理ではないかと思ったくらいです。でも、コツコツやっていると、9月中旬くらいに、あっ という感じで指が行くようになりました。子どもたちにも、もっと根気よく、やってほしいと自分の経験を通して再確認した次第です。当日は、大学の先生たちの前というので、独特の緊張もあり、なかなか思ったとおりには行きませんでした。「やればできる」、ということと同時に、「本番はなまものだ」ということを思い知らされました。この演奏もみなさんに聴いて頂く機会を作りたいと思っています。
                                            奥野かおり